学生時代の経験が今の自分につながっている

Q. 大同病院に入職した理由を教えてください。
A. 私は当院で生まれ当院をかかりつけとして育ち、付属看護学校を経て入職しました。看護師10年目で「がん性疼痛看護認定看護師」の資格を取得し、現在は外来化学療法センターに所属しています。

Q. なぜ認定看護師を目指したのでしょうか。
A. きっかけになったのは、学生時代、終末期の実習を機に生と死について深く考える経験をしたことでした。その後、がん看護と緩和ケアを極めたいと思い始めるも迷っていた私の背中を、当時の上司が押してくれたことで、挑戦が始まりました。すでに母親でもあり勉強は大変でしたが、費用面に関する充実した制度と、上司・同僚の応援が乗り切る力になりました。本当に感謝しています。

Q. 今後の目標を教えてください。
A. 当院が地域貢献をポリシーとして掲げるように、私の中にある「生まれ育った地域で看護師として貢献したい」という思いも、入職時から変わりません。今後は化学療法センターを病棟・クリニック・地域との架け橋のような存在に育てることを目指すとともに、がん看護にある種の「怖さ」を感じるスタッフを支えられる存在になっていきたいと思っています。